お付き合い(仮)(沖縄婚活記㉝)
会場を後にしてホテルのロビーに行くと、意中の男性が私を待っていた。
そーなの!!
みごとカップルになれました!
ぃやったー!!о(ж>▽<)y
「おなかすいたね、何が食べたい?」
宜野湾で会社経営をしているアツシさんは、東京からの移住者。
3年前に永住を決めて、沖縄に拠点を移したんだって。
ここで私の結婚十か条
其の四
「沖縄が好きで、沖縄永住を約束できる人」
沖縄永住は必須条件として
沖縄の悪口ばっか言ってる人や
たとえ沖縄好きだとしても、仕事もせずにふらふらして、
住民票も移してないドミトリーピープル(※1)とは
同じナイチャーだと思われたくない。
※1・・・ドミトリーピープルとは?
目的もなく国際通り周辺の安宿に長期滞在して、
退廃的な生活をしている輩を
『ドミトリーピーポー』と、nayaが勝手に名付けました。住まわせてもらっているなら、その土地に税金を納めるべきだし、
ましてや治安を悪化させるなんて、もってのほかだと思う。
その点、アツシさんは、たんと納税して、起業して、
雇用も生んでんだから立派だわぁ!
*****
ディナーの席は、話も弾んでとっても楽しかった。
すっかりご馳走になっちゃって、ご機嫌ご機嫌ご満悦。
アツシ「前の彼氏とは、週にどれくらいの頻度で会ってたの?」
む?気になるのかね?そーかねそーかね。
naya「週3くらいかなぁ。
でもアツシさんは遠いんだもん、無理しなくて良いよ」
アツシ「いや、俺だって頑張れば週3くらい」
張り合ってる。可愛い。
*****
食事して、私のアパートに送ってもらうまでのドライブの中で、
私たちはお互いに、確かな手ごたえを感じていた。
大事なことは全部うやむやにして、最後の最後で私に
「私たち、付き合ってたのかな?」って聞かせてしまった
元カレの時とは大違いだ。(付き合ってたそうです。セーフ)
でも、もう間違えたくないから・・・・・・
naya「ねえねえ、提案なんだけど」
ずずいっと切り出した。
naya「3回デートしてから、付き合うかどうか決めよ」
限りある人生、一秒たりとも無駄にしたくはない。
かくして、アツシさんとのお付き合い(仮)が始まったのでした。
(つづく)