婚活パーティーの落とし穴(沖縄婚活記㉒)
夜の国際通りなんて、何ヶ月ぶりだろう!?
仕事を終えた私はタクシーで、本日の婚活会場に乗りつけたよ!
会場はいわゆる相席居酒屋。
女性グループ、男性グループで来店し、店側が人数、年齢、
雰囲気などを見て、グループ同士を相席させるシステムなんだって。
テレビで見たことあったけど、沖縄にもあったんだねぇ!
ちなみに飲み放題で、女性は無料、
男性は10分500円らしいんだけど
今回は「オトナ婚」という名の婚活イベントなので、うろ覚えだけど
女性も確か参加費が2500円、男性は4000円くらいだったと思う。
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国際通りに面した土産物屋の上に、その店はあった。
薄暗いけど胡散臭い感じは無くて、ライブハウスみたいな雰囲気。
ロンブーの亮くんみたいな黒服さんにイベント会場を尋ねると、
長い廊下の突き当りだと教えてくれた。
そこは会場であるラウンジの入り口で、今度は
ロンブー敦くん似の店員さんが「いらっしゃいませ」と出迎える。
先に参加費の支払いを済ませると、
システムの簡単な説明をされて、テーブルに案内された。
ラウンジは綺麗で、雰囲気の良いバーみたいだし、
食事はビュッフェ形式の食べ放題、飲み放題。
私は遅れて入ったので、店内はほぼ満席だった。
*****
私が案内されたテーブルにも、すでに女の子の二人連れが一組と、
その他に男子1名、女子1名の、計4名。
二人連れがべったりくっついて喋ってるので、
残った二人がモジモジしてる。
キタコレー!!Σ(゚Д゚)
こういう場こそ、nayaが最も得意とする場面なのだ。
なんせ会社の定例会議すら、盛上げようとする女。
naya「おーまーたーせーっ!!
遅くなってごめんね!
まった?まった?まった?」
待ってねっつの。お前のこと知らんっつの。
なんて反射的にツッコめる子なんて当然いなくて
みんな、ぽかーん (;゚д゚)
naya「ささっ、自己紹介!自己紹介しよ!!
まずその前に、カンパーイ!!! ビール、うめ~っ!!!」
謎のスイッチ入った俺は、持ち前の馴れ馴れしさと、
場違いと場慣れのフュージョンで、このテーブルのメンバーを
リラックスさせ、楽しませることに心血を注いだ。
すると、初めはシャイだが、もともとお祭り好きのウチナンチュ。
すぐにノッて来てくれて、最初から
友達同士で来たグループみたいに、すごく仲良しになれたよ。
「nayaさんが来てくれてよかった」と、一人参加の
エイミちゃんに、目をウルウルさせて言われた日にゃ
naya「遅れて来てゴメン、寂しい思いさせたね」
なんてイケメンなセリフまで飛び出すこの、意味不明な責任感!?
*****
こうしてキャッキャ、キャッキャと盛り上がり、
初めての相席居酒屋婚活は、すごーく楽しいイベントになりました。
・・・・・・・・・・・・んだけ、
・・・・・・・・・ど・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・数時間後、なぜか別の店で女子会してる我ら。
「やっぱ、女子だけだと気が楽~!」
「最後のグループの人に二次会誘われちゃったから、
まいて逃げるの大変だったね」
いや、いやいやいや
違うだろ、おまいら!Σ(゚Д゚)
婚活に来て、女子でつるんでどーすんねん!?
これぞ、女子の陥りがちな罠・・・・・・!
どーしてこうなった!?
Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)
(つづく)