無恋愛女子をカミングアウト
前回の記事で登場した「イケメン」こと、やっさんとの出会いを書いた記事
【忘れえぬ演舞】(2010年9月7日投稿)をアップしました!
友達のわかが撮ってくれた写真が素晴らしすぎるので、もっかい貼っとこう!
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最近なんだか、話題になっているじゃあないですか、
大人になっても恋愛したことの無い人が、実はかなりいるってハナシ。
まさに、私がそれでした!!∑(゚Д゚)
女子は男子に、男子は女子に興味を抱く思春期真っただ中!
色めき立つ同級生たちの中、私はと言えば、
クラスメートの男子の名前なんて、ほぼ全員思い出せない。
同じ次元に生きてる感じがしなかった。
視界にも入ってなかった。
「嫌い」というほど積極的な感情もなく、ただただ関心がなかった。
失恋は悲しいけど、無恋は悲しくない。
浮気や片思いや三角関係などなど、七転八倒している友人たちを尻目に、
私は私で、気楽なおひとりさまを謳歌してました。
でも、そんな私がどうしても許せなかったのは・・・・・・
恋愛経験なしってことが、
すなわち最下層カーストを意味するということ!
それまで私と対等に接していた相手も、
私が「無恋愛女子」と知るや、とたんに人を子ども扱い!?
取るに足らない子どもの戯言と、真面目に耳を傾けなくなる!!
無恋愛者に人権はないのか!?∑(゚Д゚)
想像してみて!
恋にのぼせ上がって、醜態ばかりさらしている奴らに
お子様扱いされて、上から諭されるこの屈辱を!!
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私が沖縄に出会い、いつかは住みたいと
思うようになったのは、そんな背景もあったから。
きっと私は結婚もしないし、子どもも産まない。
ずっと死ぬまでひとりだから、
だったら、ひとりでも幸せに生きるすべを見つけなきゃと思っていた。
私は私という人間を幸せにする責任がある。
そう思って、沖縄移住の練習台に選んだ合宿免許の最中に、
玉泉洞でエイサーを踊るやっさんに出会ったの!!
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やっさんは、恋愛ド素人の私には、まさにうってつけの人材だった。
現実離れした美しさで、礼儀正しくて優して。
どっこも、ひとっつも幻滅させられることのない、
理想の王子さまそのもの!!∑(゚Д゚)
こーゆー時、どーすんだ!?どーすんだ!?
とりあえず、自称恋愛マスターのアキラに師事を仰ぐ
「思い切って食事に誘っちゃえよ。女の子から誘われて、断る男はいない」
食事だな? わかった!! 即・行動!!
naya「誘ったよ! 次はどうするば良いの」
アキラ「え? マジでやったの? 勇気あるなぁ、オイラも見習わねーと」
・・・・・って、オマエがやれっつったんだろがっ!? 次っ!!
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今度は自称恋愛の達人ウメコに電話。
ウメコ「私に何でも相談しなさい」
naya「助かった!
これからやっさんと食事なんだけど、どーしたらいい!?」
ウメコ「え!? もうそんな展開!? どーしよ、どーしよ!」
この役立たずっ!!Σ(゚Д゚)
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ここでようやく私も悟った。
この世に恋愛マスターなんていない。
恋愛で失敗したことないって人は、数をこなしてないってことだし
たくさんの恋愛をしたって人は、
そのぶん失敗もたくさんしてるってことだもんね。
だから誰もがみな、毎回手探りで、策をめぐらし、
あるいはがむしゃらに、道なき道を進んでいくのか。
これは、悔しいけどたしかに・・・・・・
たしかに、おもしろいや。
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結果、私はやっさんに速攻で告白して、即フラれたんですが(無残)
いや、フラれるのは想定内だったけど・・・・・・
大泣きしたのに、我ながらビックリ!!∑(゚Д゚)
こういう時、本当にナミダが出て来るんだ……!?
変な話だけど、こんな熱い気持ちが自分の中にあるってことに
すごくすごく感動!!(≧д≦)
だから今、私は「恋をしたことがない」という話を聞くと、
素直に羨ましいと思う。
あの訳も分からぬ衝動を、これから未知なるものとして
体験する楽しみが、この人には残されてるんだということを。
そして、一生に一度のその機会を、初恋を、
私はもう、通り過ぎてしまったんだなぁと思うと、少し寂しくなるよ。