カメカメカフェの誕生日
可愛いカメさんのフラワーアレンジですよ!!
いつも美味しいごはんでお世話になっている、糸満市西崎の
『かめかめカフェ』が、今月20日に満1歳のお誕生日を迎えました。
おめでとうございます!!
いつもカフェで練習している糸満ウクレレ部の方々が
開いたバースデーパーティーに、nayaもちゃっかりお邪魔しちゃいました。
ウクレレ部オリジナルの『かめCAFEソング』も披露され、
みんなの唄に、思わずホロリ・・・・・・
この日の一番人気は
『ロールキャベツ ベシャメルソース仕立て』¥1,100でした。
もちろん気の利いた前菜も、いつもどおり美味しくいただきましたよ。
かめカフェを営む師匠とこゆきさんも、
この日参加したウクレレ部のメンバー達も
そしてもちろん私も、偶然にも全員移住者。
身寄りのない土地で、だけどこんな風に暖かく誰かと繋がれるって素敵。
*****
それはこの日観た、映画にもゆるく繋がる気がします。
映画『マザーウォーター』
このシリーズの第一作目の『かもめ食堂』は、私にとってすごく大切な映画。
こんなに、何十回も観ても飽きない映像は初めてで、
登場人物、ストーリー、設定、舞台の北欧ヘルシンキはもちろん
街並みや小道具の色形、
もたいまさこさんの小鳥柄のワンピースにいたるまで
脳がしびれるくらい美しく、うっとりと見入ってしまいます。
フィンランド語の字幕を設定してみたりすると、
なんだかまた、新鮮な気分 になれるんですよ。
それに比べると、本作は少々物足りなさを感じはしましたが
ところどころ、共感するところがあって、
改めて自分の在り方を、考えてみたりもしました。
*****
舞台は古都・京都。
この土地に導かれてやってきた、余所者たちの物語。
この女性たちは三人とも、フワフワと浮世離れした佇まいで、
しがらみもなく、なんだか楽しげ。
他のどことも違う、自分にとって特別な、そんな土地に出会えた時、
そこで生まれ育った人を羨ましく思うこともあるけれど
でも、余所者の自分は、この土地を選んでやってきた。
そしてちゃんと生活している。
そうした自信は、彼女たちの毎日を喜びで満たしてくれる。
そんな風に勝手に、自分に照らし合わせてしまいました。
*****
一緒に行った友人(東京都出身)に、見終わった後
「私たち、移住者でラッキーだったね」
なんて言ってしまうほど。
足りないもの、欲しいものをあげたらキリがないけど、
いつだって、自分が自分であることには満足していたい。
大好きな沖縄にあって、私がウチナンチュでないことを
歯がゆく思うことが、これまでもあったし、
これからも、あるかもしれないけれど
私は選んで、ここに住んでいる。
そのことに誇りを持って、これからも生活していこう。
*****
2019/0503追記
現在、かめかめカフェは閉店されています。