ベトナム青絵の大皿を銀継
こゆきさんちの新年会でお預かりした、青絵の大皿。
どことなくエキゾチックだと思ったら、ベトナム製なんだって。素敵!
パックリ縁が大きく欠けていたので
金継の本と金継図書館の動画を参考に、
「刻苧漆(こくそうるし)」に初挑戦!
刻苧 漆とは、上新粉を水で練って作った米糊と漆を混ぜ合わせたものに、
木粉(木の粉末)や地の粉(珪藻土の粉末)を混ぜたもので、
要するに漆のパテ。
これを欠けた部分に盛って、
乾いたら彫刻刀で削りって形を整え
耐水ペーパーで滑らかにできたら、下地の完成。
そして、漆を塗って乾かし、耐水ペーパーで研ぐ工程を
三回繰り返して、いよいよ銀粉で蒔絵。
蒔絵は接着の役割をする漆を塗ってから、金属の粉を蒔くんですが、
実は一回目は漆を厚塗りしすぎて、シワが寄っちゃった!
せっかく蒔いた銀粉を、耐水ペーパーで研いで落とし、
二回目は注意して薄く塗ったので、なんとか成功!
***
新年会では、こゆきさんの手料理を
たらふくご馳走になったので、安請け合いしちゃったものの
実はこの時まだ、
ひとつも金継を仕上げたことの無い状態。
果たして、どーなることやら・・・と不安はありましたが
初めてにしては、なかなか満足のいく出来栄えだと、
自画自賛しております (´∀`)
気に入って貰えると良いな~