三本足の猫
昨夜は休日前なので、久しぶりに
大好きな首里のカフェバー『オチョリオス』に行きました。
昔は、月イチで行けてたんだけど、
クルマが無くなってからは、どうにも足が遠のいて・・・・・・
(糸満からだと、行きも帰りもタクシーだから・・・)
でも、ここに来ると必ず店主の愛ちゃんが、
よそ者の私を温かく迎えてくれる。
そんな、かけがえのない場所なのです。
・・・・・・・・・が、
愛「実は1月で、店閉めようと思っててん」
はぁっ!?Σ(゚Д゚)
いつも変わらずここにある・・・・・・なんて
ホッとしてた矢先の、愛ちゃんのセリフにビックリ!
女の子一人で自分のお店を切り盛りするなんて、
どれだけ大変かしれないけど、そんなそぶりも見せず
いつもゆったり楽し気に、私らお客を迎えてくれる愛ちゃんだけど
最近、気持ちがポッキリ折れる出来事があったらしい。
愛「この場所に移転して8年、まったく変わらない毎日を
ただ繰り返してるだけみたいな気がして・・・・・・」
わかる!!。・゚゚・(>Д<)・゚゚・。
愛ちゃんそれね、私もむっちゃワカル!!
もうね、ブランコに乗ってるような気分なの。
「まだ大丈夫、まだいける」って思う時と
「もーだめだ・・・・・・」と思う気持ちが、行ったり来たりする。
もーダメ・・・って、後ろにグーンと下がってる時に、
ダメ押しされるようなことが起こると
なんか、もう、手を放してしまうのが、
一番いいような気がしてしまうのね。
ここ数年で、『ティーカラーズ』や『スプーン』
『31デイリーベーグル』や『イルピボン』など
大好きなお店がいくつも閉店してしまった。
もしもオーチョが無くなったら、
愛ちゃんには会うことも、難しくなってしまうだろう。
やめてほしくないよ、やだ絶対・・・・・・
でも、ただもう「ワカル・・・・・・」としか言えなかった。
「でもね」と、愛ちゃん。
「そんな風に落ち込んでる時、
私の前を、三本足の猫が横切ったの」
ぬ、ぬこ・・・?(=・ω・=)
愛「足が一本無くてね、それでもこうして
逞しく生きてるんだなって思ったら
私もなんとかなるか~って」
ぬぬぬ、ぬこーッ!Σ(TДT )
グッジョブっ!!!
*****
愛ちゃんの人生だもん、愛ちゃんが好きにして良い。
お店がしんどくなったら辞めたっていい。
オーチョを大切に思ってる人は、たくさんいるけど、
愛ちゃんの幸せと天秤にかけたら
それは、ずっとずっと軽いものだよ。
私の勝手な期待や希望を、押し付けたらいかん。
バイタリティーの塊みたいな愛ちゃんは、
きっと何をやったって、ひとかどの人になれる筈だから。
だけど帰り際にやっぱり言ってしまった。
「今日もオーチョがあって良かった」
愛ちゃんごめん!
そして、いつもいつもありがとう。
cafe & bar OCHORIOS