Feekazi

たとえばこんな沖縄暮らし

理想の生活

小禄の閑静な住宅街に、民家の1Fを店舗にした、
素敵な雑貨屋さんがあります。

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沖縄に来る前、部屋はモノトーン一辺倒でした。

 

でも、本島南部の南のはずれ、当時は合併前でビレッジだった
具志頭村のアパートから見る、輝く海と一面のサトウキビ畑・・・・・・

この景観から切り離した部屋を作るより、
むしろ屋外の続きのような部屋にしたくなって

 

流木を拾い集め、インテリアもだんだんと自然になじむナチュラルや、
土くれのように風化しかかった、古道具などに心惹かれるようになりました。

 しかし当時は、沖縄の雑貨屋さんの探し方も分からず、
無印良品』や『地球雑貨』などの大型店舗でそれっぽいものを見つけても

 

・・・・・・なんか違う・・・・・・

 

その内『アニーのお気に入り』や『ティダカフェ』を知って、
だんだんと、求めるものに近づいてきたような実感がありました。

 

*****

 

そして、小禄の雑貨店『ティーカラーズ』さんをネット上で知ったのは2年前。

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「実家の一角でのんびりと小さな雑貨店をしています」

 

これだ・・・・・・っ!!
私が求めていたのは、まさにこんな、ささやかな感じ!

 

センスの良いオーナーさんが集めたこだわり雑貨を、お喋りしながら吟味して、
手にとって、棚に戻して、やっぱりまた手にとって・・・・・・

我が家に置いたシーンをあれこれ想像して・・・・・・

 

「この子がうちに来たら、きっと毎日がすごく楽しくなる!」
って確信できたら、お会計して家に連れ帰るの。

 

そういう楽しみを与えてくれる場所は、こういう手作りのお店でなくちゃ!

 

*****

 

そんな期待で胸をいっぱいにして、扉を開けた店内は・・・・・・

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・・・・・・・・・!!Σ(゚Д゚)

 

 しばらくは、口をあけてあっけに取られていたはず。

 

玄関で靴を脱ぎスリッパで入るのが、なんだか友達の家に招かれたような気分。

そして入った店内は、茶と白を基調とした内装に、オーナーが厳選した器や、
ハンドメイド雑貨が、まるで生活のワンシーンのようにディスプレイされていて

どれもこれも、みんなすごく可愛くてセンスが良いのに、生活からハミ出てない!

 

どの年代の人が訪れても、これなら
「素敵だけど、うちには似合わない」なんて思わないはず。

 自分の家で、きっと何年も愛用する、よき友に出会えたと嬉しくなるはずですよ。

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この日納品した『バケット』『パンプキン』『オリーブ』。

 店内にディスプレイされた、
nayaの珈琲染めのカゴもご覧いただけたら幸いです。

 

*****

 

こちらでnayaのカゴを置いてもらえることになって、
今でも心に留めているのが「生活になじむものを作る」ということ。

どんなに手が込んでいても、どんなに便利でも、
生活からはみ出したデザインなら、きっと長くは愛されない。

 

まるでオーナー高井さんの自室のような店内で、
生活にいかされているかのようにディスプレイされたカゴを見ると

きっと旅立っていった今までのカゴ達も、こんな風に幸せに、
誰かのお役に立てているに違いないと、幸せな気分になれるのです。

 

*****

 

今日はカットクロスを買いました。

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これでお弁当箱を包む、ナフキンを作ったよ。

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そして、白樺のカゴ。

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北欧風のカゴは滑らかな触り心地で、
我が家のフェレットペリドット・ペッシも気に入ったみたい。

 

カゴものには、やはり目がいってしまいます。
もう一回り小さいサイズも、買えばよかったなぁ・・・・・・

 

*****

 

2019/05/01追記

現在、ティーカラーズは閉店されています。