Feekazi

たとえばこんな沖縄暮らし

愛をありがとう(沖縄婚活記㊵)

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横浜港の近くには、古い倉庫を改装したお洒落な店舗が並ぶ。


naya「で、今日呼んだのは、
君の私物を持って帰って欲しいからなんだけど」

6月にこの部屋で話し合いをした時も、元カレを呼び出した口実は
「うちにある私物を取りに来て」だった。

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だけど、返してしまったら完全に、彼との縁が切れてしまいそうで・・・・・・
それに、私の中ではまだ終わってない。

 

復縁の可能性が捨て切れなくて、結局返すことが出来ず、
ずるずるとまだ、私の家に預かったままだったのだ。

 

 

  

侘びた骨董の水差しは、佇まいがダンディな彼に似てたので
「私の部屋に飾らせて!」って頼み込んで置かせてもらってたもの。

 

ライフセイバーは、糸満津波警報が出た朝、
津波が来たら、これ着てサンティンモウに逃げるんだよ」
と、彼が届けにきてくれたもの。
(サンティンモウは高台の公園。一番近場の避難地域です)

 

 元カレ「あのビンは?」

  

そう言って彼が指差したのは、青い大きな一斗瓶。

  

naya「あれはイヤだぁ! あれはダメ!!」

 

ずーっとコレクションに加えたいと思ってた骨董品なんだもん。

 

naya「君からもらったクリスマスプレゼントだけど・・・・・・、
ものに罪は無い。うん」

 元カレ「あとのは良いの?」

 naya「いいよー」

 元カレ「目障りになったんでしょ?」

 

 

  

うっ・・・・・・・・・・・・!Σ(゚Д゚)

 

 

  

naya「そーだよ!!もうすっごい目障り!

この部屋で何してても、君に見られてるみたいで
目の上のたんこぶみたいなのっ!!」

  

今日できれいさっぱりお別れするのだ。

 

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こちらはブティック。上部の飾りが素敵。住みたい・・・・・・!

 

この3ヶ月にわたる婚活の旅は、この人との3年間の
思い出と別れを昇華するのに、必要なプロセスだったのかも。

 

いろんな人と会って話して、世の中には良い人がたくさんいて、
でも、良い人でも付き合えるとは限らない。

 

付き合ったとしても続くとは限らない。

 

また、続かなかったとしても、それが不幸だとは限らないんだとわかった。

 

 

 

好きな人とは、出会えただけで幸せ。

 

 

 

 楽しい3年間をありがとう。

 

 

 

 (nayaの沖縄婚活日記 おわり)

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、思いましたが・・・・・・

 

 

 

 

 

(つづく)←続きましたっ!!Σ(゚Д゚)

 

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