二回目デートは私ごはん(沖縄婚活記㉟)
naya『今日は私が、手羽だいこん作ります』
アツシ『いいね~』
朝からイチャイチャとメールのやりとり。
先週のデートでは、アツシさんお手製の
スパニッシュオムレツを頂いたので(セレクトもシャレオツだ~)
今日は私も手料理を振る舞おうと、意気込んでいた。
ピンポーン
アツシさんだ!
もう「くさいっ!」とか言われないように、
フロアマットに洗剤撒いて、タワシでこすったもんね。
naya「ごはん出来てるよ~。ほらっ」
「うわぁ、気持ちわるっ!!」
はあぁ!?
今なんつった?? え? え?
アツシ「俺、鶏皮苦手なんだよねー」
naya「じゃあなんで『いいね~』とかメールしたん?
それ作る前に言ってよ!」
アツシ「なんか、nayaちゃんが
その気になってるのに、悪いな~と思って」
気遣いの方向、間違ってない?
「でも大丈夫。俺、カレー作るから」
キッチン借りるね~と、手際よく料理し始めるアツシ。
私はもう、怒るよりなにより、
こんな行動とる人間見たの初めてで、半ば呆然として
気付いたら一緒に、アツシカレーを食べていた・・・・・・
誰にも喰われることなく放置された、私の哀れな手羽だいこんよ・・・・・・
アツシ「なんで? nayaちゃん、手羽先食べればいいじゃん」
naya「だって、鶏皮気持ち悪いって人の前で、食べる訳にいかないでしょ」
アツシ「いいよ、食べなよ。俺、我慢する」
にっこり微笑むアツシさん。
優しー・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、
思うワケあるかーっ!(怒)
(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)
(つづく)