Feekazi

たとえばこんな沖縄暮らし

市民パワー

紅美子ちゃんお手製のクッキーです。

f:id:naya-okinawa:20190503153116j:plain

那覇の浮島通りにある、カフェ『サンテリア』。

 

昨年2月、そこのバレンタインイベントで出会った、
イケメンサーファーの荒川さんは

「あのイベント以降
まだ付き合ってるやつっているのかねー」

と言うので「私たちはっ!?」と内心不満に思ってましたが
(そりゃ付き合っちゃいないけどさー)

 男女に限ったことでなければ、とっても素敵なお知り合いを、
あのイベントで得ていたんですよ。

 

それはミステリアスな美女、紅美子ちゃん。

 

今日はその彼女が、お芝居の舞台に立つというので、
さっそく出かけてきましたよ!!

 

*****

 

本島南部、佐敷町にある
南城市文化センター シュガーホール』で上演された、

南城市主催の市民ミュージカル
『太陽の門』(てぃだぬじょう)

www.city.nanjo.okinawa.jp

 

市民の有志が集まって、プロの脚本と指揮の下、
数ヶ月に及ぶ稽古を経て本番を迎える、大人気のイベントです。

今回も、立ち見も出るほどの大盛況。

 

だけど、それも納得。
とても素人芝居とは思えない、歌と踊りなんですもの!!

 

 

=====『太陽の門』あらすじ=====

 

「ふるさと子ども探検隊」・・・・・・夏休みの体験学習として、
地域の史跡や名所を巡見する子どもたち。

その史跡のひとつ、戦跡スポットのガマ
(戦時中、避難壕として使用された自然洞窟)に入った所、
「ガマワールド」という異次元の世界に迷い込んでしまう——

 

そこには、戦争や環境破壊によって住処を奪われた
精霊(シームン)たちが、「現代の避難民」となって共同生活を送っていた。

 

子どもたちは、人間に敵対心を燃やすシームンたちと大喧嘩。

そこに現れた、謎のガマ仙人に
「清らかな心になれないと、このガマからは出られない」と諭される。

 

「このガマを彷徨い歩く、ナミエおばぁはとても清らかな心の持ち主。

それでも、時折とても悲しい涙を流す。
だからおばぁはいつまでも、このガマを出られない」

 

そこで「おばぁの悲しみを癒せたら、私たちもこのガマを
出られるんじゃない!?」と、思い立つ子供たちと

「おばぁの悲しい涙は、もう見たくない」と、立ち上がる
シームンたちが手を取り合い、おばあの悲しみを晴らすことを決意する。

 

だけど、ことはそんなに容易くはなくて・・・・・・

「おばあは、戦争中にこのガマで死んだ
『カズエ』という我が子を、今も探しているんだよ」

 

そして舞台は、おばあの記憶。
やまない鉄の雨と、涙の雨。
沖縄戦の真っ只中へ・・・・・・

 

(以上、公式サイトより抜粋)

====================

  

この、若かりし日のナミエを演じていたのが紅美子ちゃん。

だけど残念なことに、紅美子ちゃんがナミエだったのは19日の舞台で、
nayaが拝見した20日には、彼女の役はカンムリワシ

ナミエはダブルキャストの、川井田 南さんが演じてました。
(前日は、南ちゃんがカンムリワシ

 

上演された二日間、ほとんどの役がダブルキャスト
しかも、大人は半数以上が二役を演じきっているの。

 

素人相手に、求めるものが多すぎるよ!!

 

だけど実際に観た舞台では、昨日は別の役をやっていたなんて、
信じられないくらい、みんな役に入り込んでて

グイグイ惹き込まれちゃった……!!!!

 

今日の紅美子ちゃんは、男の子みたいに元気なカンムリワシだったけど、
きっと昨日は、ヒロインを見事に演じきっていたんだろうな。

 

南城市民ミュージカル』
観るのも演るのもオススメです!!