Feekazi

たとえばこんな沖縄暮らし

ゼロから始まる金継教室

今日は最後の金継教室でした。

 

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那覇市伝統工芸館での金継ぎ教室は全4回。

 

1回目は下地作り、2回目は接着で、
3回目に接合部分を漆で隠して、4回目に金箔を施して完了。

(あくまで「金継体験」なので、本来なら
もっとたくさんある作業行程を省いています)

 

だから最終日の今日は、本来なら金粉まいて仕上げる処なんだけど、
前回描いた漆の線(金粉の土台)が太くなりすぎたのが、
気になって気になって・・・

 

夢でうなされるほど気に入らなかったもんだから

 

naya「先生、私やり直したい!」

 

てな訳で、せっかく描いた漆を剥がす作業に専念したよ。

 

小刀で乾いた漆を剥がしながら、改めて金継について
何も考えてなかった事を反省した。

 

一口に「金継」といっても仕上げで全然イメージが違う。

 

最初、私がイメージしてた金継は、
金の線がポッテリと盛り上がって主張している、
ステンドグラスみたいな感じだったんだけど

色んな作品を見ている内に、むしろ線は細ければ細いほど、
洗練されてカッコイイような気がしてきた。

 

そして、とかく渋好みの私に、金ピカの金継で大丈夫?

 

錆びたものを集めてる私には華麗な金より、
経年変化で黒ずむ「いぶし銀」の方がお似合いかも。

いや、それをいうなら、
そもそも漆の光沢そのものが、必要・・・?Σ(゚Д゚)

 

そんな事をグルグル考えていたら、
どうしても先に進めなくなってしまったのだ。

 

結局、割れた器は持ち帰って、復習がてら自宅で修正。

金属を蒔く手前まで出来上がったら、改めて
先生のご指導を仰ぐことになりました。

 

でも、ガッカリしてるかというとそうではなくて
教室だとあせっちゃうけど、自宅でならじっくり
納得いくまでできるから楽しみなんだ。

 

これから道具をそろえるんだけど、手始めに
ジュンク堂で、金継のハウツー本を4冊ほど買ってきたよ。

 

そんでモチベーションを高めるために骨董屋に寄ったら、
なんと200年前のやちむんが売ってた!

 

完品だったら3~4万するものが、
ヒビが入ってるから18000円だって!

 

他にも欲しい骨董が見つかったので、
金継うまくなったら買うんだー!って野心に燃えてます!!

来年は、金継イヤーになるのかなぁ??