最愛の父
浦添てだこ祭りでひとり、花火を見上げた時の家族の思い出
【光の夕涼み】(2010年7月20日投稿)をアップしました!
この記事で余計な一言を言って私を落ち込ませてるのが、私の父。
5人家族の中で唯一の男性。
本人は「女ばかりの家族の中で、お父さんひとり肩身が狭い!」
なんてよくネタにしてたけど、とんでもない!!
私たち三姉妹にとって父は、
ヒーローを通り越して、アイドル!(好きーッ!)
明るくて面白くて、賢くて頼りになる父は、いつだって私たちの自慢!!
カッコイイ、理想の男性像そのものでした。
行ってきますのチュウ。
おかえりなさいのチュウ。
おやすみなさいのチュウ。
愛してるよのチュウ。
父はあの年代の人にしては珍しく、家族に愛情をストレートに示してくれた。
父のそんな態度から私たちは、愛はそそげばそそぐほど、
溢れて来るものだってことを教えられた。
叱るときには、まさしく「雷が落ちる!」の表現そのものだったけど
すぐにあっけらかんとして、後を引くこともなかった。
妻のことを女神のようにあがめ、家でもよそでも臆面もなく褒め称えた。
あまり優秀とは言えない娘たちのことも、どんな些細な成功にも感激し、
大げさすぎるほど喜んでくれた。
「愛してるよ~!」って、いつも叫んで抱きしめてくれた。
母も、私ら娘も、孫たちもみんな、
この力強い抱擁と、ほっぺにチュウの洗礼を受けまくった。
まるで愛情の塊のような人。
こんな人は他にいない。
この人の娘に生まれてこられたことが
私の人生で一番の幸運だったかも。
父の死から、今日でちょうど一年です。