愛しのオーチョ!
首里の『オチョリオス』が閉店すると聞いて、
この先の沖縄生活が不安になりました。
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那覇市首里、首里城のすぐそばに、
オーチョと呼ばれる小さなBARがあります。
アイちゃんという女の子が、ひとりでやっているお店です。
初めて好きになった人にバレンタインチョコを渡した日も、
そしてフラれた夜も、わけもなく寂しい時も
オーチョに来てカウンターのアイちゃんに話すだけで、救われていた。
そのオーチョが、なくなるというんです・・・・・・
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首里城前、龍潭通りの歩道を少しだけ広げる為の区画整備対象となり、
オーチョを含むその並びの小さなお店達が、立ち退きを余儀なくされました。
アイちゃんは「お店をたたんだら旅に出る」なんて言うし、
夢をたたんで大変なのは彼女の方なのに
私ときたら、駆け込み寺がなくなる不安に意気消沈していました。
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そのオーチョが、思いもかけず
こんなに早く、
復活するなんて!Σ(゚Д゚)
新生オーチョの看板は、アイちゃんの自作。
前の店を終えたのが、2009年11月。
そのわずか3ヵ月後には、リニューアルオープンです!
同じ首里の松川にビビットでスパイシー、
なのになぜかしっくり落ち着く、居心地の良い新生オーチョが!!
年末の壁のペンキ塗りは、nayaも微力ながらお手伝い。
すごく楽しかった!!
だけどアイちゃんてば、ビックリするような色彩感覚で。
だって、黄緑にピンクに紫に緑!?Σ(゚Д゚)
「毒キノコをイメージしました~」
なんて、アイちゃん言ってるし・・・・・・不安。。
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果たして、プレオープン当日。
扉を開けて、目にした完成形の店内に、ぐぐっとハート❤を捕まれちゃった!
なんていうか・・・大人の隠れ家?
ううん、大人のこども部屋!!
アイちゃんの手作りシャンデリアが煌めく、カウンタースペース。
飾ってるのは全部もらいもので、テイストもバラバラなのに、
全部がまるでこの店に来るべくして来たみたいに馴染んでる。
照明を落とした空間に、カラフルな壁がシックに映えて、
突拍子もないと思われた色彩が、意外やすごく落ち着く。
20代の学生から、60代の紳士までが違和感なく同席し、
私みたいな女のひとり飲みでも、安心してくつろげる
私達のオーチョが、
帰ってきましたよ!!
cafe and bar OCHORIOS