飴色の時間
いくつものビーズをあしらった、ペンダントライトから零れる優しい光。
『ティーカラーズ』の高井さんに誘われて参加した
初めてのイベント『第5回 クラフト&雑貨フェスタ』。
naya-okinawa.hatenablog.com
そこで名刺を渡されたのがはじまりでした。
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当時、私のような雑貨好きの間でバイブルのような存在だった、
『インテリアと雑貨100』。
県内の人気カフェ100軒を掲載した『カフェ100』の姉妹版で、
いつもかばんに入れて持ち歩き、付箋をつけ、
ボロボロになってもまだ愛読している・・・・・・
その中の1頁に、見つけたお店の名前だったのでした。
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雑貨店『シュシュ』。
chou chou ・・・・・・ フランス語で「お気に入り」。
イベント終了後、日を改めて伺った浦添市牧港のお店は、
まさにパリのブティックみたいな、素敵な大人の空間でした!
ハンドメイドの小物やアクセサリー。
そして店内で大きなスペースを割く、シックでナチュラルな
作家さんによる、一点もののお洋服。
オーナーの金城さんはそうとうの古モノ好きで、
店内には本物のアンティークもどっさり!
自作のカゴを、わざわざ古びた風合いにする私が、
興奮しないわけがありません!!
こんな空間に、nayaのカゴが置かれたら・・・・・・
棚の上に並ぶ『オリーブ』と『ベリー』。
黄い花色の傍らにあるカゴは、nayaの『バレンシア』。
それこそイメージは、
クリニャンクールの蚤の市!
委託のお話を、一にも二にもなくお受けしたのでした。
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その後はシュシュさんに触発されて、読谷の『インディゴ』や
那覇の『ちはや書房』
果ては、おじいの集まる骨董市まで手を広げ、
アンティーク(というか古道具)にどっぷりハマる始末。
金城さんのご主人もお勤めの傍ら手仕事をしていて、
ご夫婦で作る銅管を使ったアートはお店の看板商品です。
結婚前のお二人の共通の趣味は、雑貨屋めぐりだったとか。
一方nayaは、今日も沖縄を気ままな一人旅。
どこかにまだ見ぬ素敵なお店が、オブジェのような流木が、
しびれるような絶景が、この道の先にあるような気がして
思うが侭に愛車を走らせるのです。
chouchou