Feekazi

たとえばこんな沖縄暮らし

沖縄婚活記・第二部をアップしました。

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夏を前に、ラフィアに似た風合いのペーパーヤーンで、
ショルダーバッグを編みました。

 

これを持って、首里の『オチョリオス』に行ったら、
アイちゃんがすごく褒めてくれたので

調子に乗って、そのままあげちゃった!

picdeer.com

 

歓んでいただけたようで、なによりです。

naya-okinawa.hatenablog.com

 

*****

 

さて、ワードプレスからはてなブログに引っ越し、
ぞくぞくと過去記事をアップしています。

 

今日は2016年の大晦日から

naya-okinawa.hatenablog.com

 

婚活日記・第二部の最終回までを掲載しましたよ。

naya-okinawa.hatenablog.com

 

*****

 

アイちゃんにバッグを上げた日は、
ゴールデンウイークで唯一連休が取れた日で

久しぶりに旧友たちを誘って、みんなで飲み明かしました。

・・・・・・っつっても、ノンアルコールビールだけどね。

 

肝臓の衰えを、ヒシヒシと感じる今日この頃・・・・・・。

 

 

 

cafe & bar OCHORIOS 

 

 

 

はてなブログにお引越し

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ラフィア風のペーパーヤーンで、ペッシの名前がドーンと入ったビックトートを編みました。



ワードプレスから、はてなブログに引越ししました。
・・・・・・否、正確には引越し中です。

改まったご挨拶は、一番最初のブログに追記しています。

naya-okinawa.hatenablog.com

 

引っ越しの理由は

ワードプレスが更新により、使い勝手が悪くなって、
それを解消できるだけのスキルが無かったのと

当初予定していた、商業利用の必要が無くなった為、
有料のワードプレスでなくても良くなったからです。

 

はてなブログ、シンプルだし。
本当、これで十分です。

 

カゴはこれまで通り、気が向いたら作るし、
どこかに委託販売して頂く事もあるかもしれないけど

これからは「ただのnaya」として、
ブログもハンドメイドも趣味で続けていきます。

 

おそらく最後(?)の
nayaの珈琲染めのカゴをご覧になりたい方は、
浦添の『シュシュ』さんに足を運ばれてください。

手ごろなカゴ、トレイ、ものすごーく大きなカゴなど、
色々な種類をお預かり頂いてます。

 
 
 
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・ 2018.11.12 17日(土)イベント ユマチマーケットへ @naya_basketryさんの 珈琲染めのかごを持っていきます。 以前 chouchouにて お取り扱いしていました 人気のかご! ひとつひとつ時間をかけ 丁寧に編まれた nayaさんオリジナルです。 こんなに沢山の数を手に取って頂けるのも今回がはじめて。 (正座してお願いしました、笑) デザインも色合いも 珈琲の香りも素敵です。 ぜひ、nayaさんのかごを使って ユマチマーケットでお買い物を たのしんでくださいね。 #珈琲染のかご #naya #バスケット

chou chou -シュシュ-さん(@chouchou_0802)がシェアした投稿 -

 

*****

 

現在、ワードプレスに書いた記事の
2/3くらいを移し終えました。

おススメは、カゴ編みとの出会い『南の島でカゴを編む』

naya-okinawa.hatenablog.com

 

ウチの子が行方不明になった時の『迷子のフェレット物語』

naya-okinawa.hatenablog.com

 

そして失恋から幕明ける『沖縄婚活記』ですね。

naya-okinawa.hatenablog.com

 

飽きっぽい私だけど、今後もブログは
マイペースに続けていく事でしょう。

色々あっても「ブログのネタになる」と思えば、
大抵のことは乗り越えられるね。

 

結果的に記事にはしなくても、しんどい事ほど、
脳内でブログ記事として編集すると

「これもアリか」って開き直れる。

 

私にとってブログとは、とっちらかった頭を整理して、
笑い飛ばす為の、セラピーみたいなものなのかも。

 

以前は、ブログで好きなお店や友達を応援したい!とか
ゆくゆくはハンドメイドの副業に利用したい!とか
野心に溢れていたけれど

これからはもう、そういうの無しで。

 

しいて言うなら、私の母に
「放蕩者の次女が、沖縄生活を楽しんでいる」と
伝わればいいだけの、そういうブログにしていきます。

それでも良いよという方は、これからも
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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後ろは反転した「ペッシ」の文字。

 

 

 

chou chou

www.instagram.com

 

 

 

ベトナム青絵の大皿を銀継

こゆきさんちの新年会でお預かりした、青絵の大皿。
どことなくエキゾチックだと思ったら、ベトナム製なんだって。素敵!

 

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パックリ縁が大きく欠けていたので

 

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金継の本と金継図書館の動画を参考に、
「刻苧漆(こくそうるし)」に初挑戦!

hatoya-f.com

 

刻苧 漆とは、上新粉を水で練って作った米糊と漆を混ぜ合わせたものに、
木粉(木の粉末)や地の粉(珪藻土の粉末)を混ぜたもので、
要するに漆のパテ。

 

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これを欠けた部分に盛って、
乾いたら彫刻刀で削りって形を整え

 

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耐水ペーパーで滑らかにできたら、下地の完成。

 

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そして、漆を塗って乾かし、耐水ペーパーで研ぐ工程を
三回繰り返して、いよいよ銀粉で蒔絵。

 

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今回使ったのは銀の「消子」と呼ばれる粒子の細かいもの。 漆を薄く塗った部分に刷毛で乗せて、後から真綿で押さえました。


蒔絵は接着の役割をする漆を塗ってから、金属の粉を蒔くんですが、
実は一回目は漆を厚塗りしすぎて、シワが寄っちゃった!

せっかく蒔いた銀粉を、耐水ペーパーで研いで落とし、
二回目は注意して薄く塗ったので、なんとか成功!

 

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表から見た所。こゆきさんから預かった時は、 右側の大きな欠けしか分からなかったのですが、後で左にも 小さなほつれが見つかったので、一緒に直しました。

 

***

 

新年会では、こゆきさんの手料理を
たらふくご馳走になったので、安請け合いしちゃったものの

 

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元『かめかめカフェ』シェフ こゆきさんの手料理なんて久しぶりで、感激!!

 

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新年会に誘ってくれたのは『スリーピースカフェ』オーナーのナナさんでした。 食後はナナさんお手製のショートケーキで❤


実はこの時まだ、
ひとつも金継を仕上げたことの無い状態。

 

果たして、どーなることやら・・・と不安はありましたが

 

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裏から見た所。 こんなパーツまで作れるなんて、漆の可能性って無限大?


初めてにしては、なかなか満足のいく出来栄えだと、
自画自賛しております (´∀`)

 

気に入って貰えると良いな~

 

 

 

金継ならぬ歪継、完成!

割れた大地を思わせる、荒々しい土肌、錆びた鎹。
古くて武骨な我楽多好みの私の粋を集めた器が完成しました!

 

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もうこれは、金継というより、漆継というよりも

歪継(いびつぎ)!Σ(゚Д゚)

 

元がこんな、大人しいイメージの唐津焼だなんて
だれが信じる事でしょう?

 

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那覇市の骨董店『20世紀ハイツ』さんで 「金継の練習用に割れた器を探してる」と尋ねた所 大きなひびの入ったこの茶碗を安く譲ってもらえました。


色は明るいベージュで正直好みじゃなかったんだけど、
カケやヒビの直しでなく、割れた器の繕いを学びたかったので、
教材用にはピッタリ。

ためらいなく、カチーンと粉々にかち割りました!

 

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無残・・・・・・

 

この後は、接着剤の役目をする麦漆の食いつきをよくする為の下地作り。

テレピン油で溶いた漆を断面に縫って、ティッシュで拭取り、
1日ムロ(湿度の高い保管箱。漆は乾燥ではなく湿度で硬化します)で保管。

 

翌朝、ワクワクしながらムロを開けたら・・・・・・

 

ガーン!!Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)

 

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焼き物の質によっては、このように漆を吸い込んで肌が汚れます。 これは取れない。こうならない為に 卵白を断面に塗って乾かし、漆の吸い込みを防ぐ方法もあります。


焼き物の質によっては、このように漆を吸い込んで肌が汚れます。
これは取れない。こうならない為に
卵白を断面に塗って乾かし、漆の吸い込みを防ぐ方法もあります。
これは失敗?ゲームオーバー?

 

いや・・・むしろ、カッコよくね???

 

ガラス質の下の粗い土に染み込んだ漆が、貫入を際立たせ、
つまんないベージュがグッと引き締まった・・・ように見える?

 

こりゃもう、逆に、逆にさ、
器全体にペッタリと、テレビン油で薄めた漆を塗って、
乾かすこと、もう一日。

 

翌朝、ワクワクしながら、
エタノールで拭取ってみれば・・・・・・

 

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無水エタノールはアルコールの一種で、揮発性。 漆は湿気で固まるので、水は使いにくい為、拭取りにはこれを使う事が多い。


めっさ好みや~ん❤

 

これを練った小麦粉と漆を混ぜて作った「麦漆」を使って
破片どおしをくっつけて形を整え(楽しい作業)

 

一週間後にムロから出したのがこの状態!

 

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1週間だとまだちょっとヤワいかも。 割れた個所を触ると「ミシッ」とか不穏な音がします。 このまま後もう1~2週間ムロに置くと、完っ璧にくっついて頑丈になるという印象。


このひび割れた個所は、剥き出しの麦漆(美味そうなネーミング)。

これで完成でも良いけど、私はここに黒の染料(黒べんがら)を混ぜた
木地呂(精製した漆。透明なので染料を混ぜて色付けできる)を塗って、
乾いたら耐水ペーパーで研ぐという作業を1回だけ行った。

 

この漆の塗りと研ぎの作業は3回くらい繰り返すと、
表面が滑らかに美しくなるのですが

私の中には、もうある構想が浮かんでいたので1回で終了。

 

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鎹は本来なら、器に穴をあけて金づちで打ち込むことで補強となるのだが リューターでもどうにも穴が開かなかったので 麦漆で金属辺を貼り付けただけの「鎹風」。無念。

 

金継を始めるにあたり、本やネットで色んな作品を見てきたけれど
名物と言われる絢爛豪華なものや、プロがつくる繊細なもの、
素人の作った素朴な感じや、
ヒビを絵に見立てたアーティスティックなものなど

 

どれも良いけど、どれも違う。
私が心惹かれるものじゃない。

 

誰のものでもない、自分が使う、自分の器なら、
はみ出したって、いいんじゃない!?.

 

そうして完成した、私の作品第一号がコレ!!Σ(゚Д゚)

 

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どーん!!

 

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裏がこう!!


明るい白茶の肌に映える、荒々しい黒。
それを跨ぐ、寂れた鎹(かすがい)。

鎹はアルミの針金をペンチで平たく潰し、
接着に使った麦漆を表面にあえて少し残してサビをイメージしました。

 

世界に一つだけの、私の器。

あえてこう名付けよう。

 

歪継(いびつぎ)と。

 

 

 

赤いエイサー太鼓をシックにカスタマイズ

リサイクルの露店で買ったエイサーの締太鼓。

 

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沖縄の伝統芸能「エイサー」で使われる太鼓。


なかなか年期が入ってて、太古の胴には
赤いビニールテープで直した跡。

ぐるりとまかれた紐もボロボロ。

今回はこれを、我が家の古道具コレクションに合うよう
シックにカスタマイズしたいと思います。

 

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太鼓の胴は、ベニヤも剥がれて本当にボッロボロ・・・


ビニールロープをほどくと、接着剤も劣化してたのか、
簡単に解体できました。

赤い胴の全面に、那覇の骨董屋『糸車』で購入した
黒い古布を両面テープで貼り付けて

 

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『糸車』では、古くて着れなくなった着物を切って 古布として販売しています。中には芭蕉布久米島紬などの貴重な布も・・・


最後に極太の麻ロープで絞め直せば、
シックな絞太鼓の出来上がり!

 

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ウーマクー・ペッシのサイズ感❤


古いものに手を入れるのって
ちょっと抵抗あったけど

考えてみれば、私の家に集まった骨董も

その時代その時代の持ち主たちが、自分の暮らしに
合うように手を加えて使ってきたものなんだよね。

今回、思い切ってリフォームしたおかげで
しまい込んでいた真っ赤な太鼓が


私の部屋にすっかり馴染んだよ~。

 

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出逢って三年。ことしもよろしくね。

明けましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いします。

 

年末年始は、デビュー当時から大ファンだった
DAPUMPが『U.S.A.』で空前の大ヒット!!

おまけに『週刊少年ジャンプ』では、
推しの木兎さんが大活躍の真っ只中で

 

まったくなんて
最高の一年だったんだ!?Σ(゚Д゚)

 

 

・・・なんて、アキレス腱切った事も忘れて、
萌えたぎる幸せな年越しを過ごしました。

naya-okinawa.hatenablog.com

 

さて、今年の抱負は
せっかく始めた金継を、さらに勉強したいということ。

 

私はいつも骨董に囲まれて、幸せな気持ちでいられるので

ヒビや欠けを繕うことが出来たら、その「モノの歴史」を
さらに繋げる役に立つんじゃないかって。

 

これがひとつ。

 

そしてもうひとつは、

2016年1月1日に我が家へやってきた、
ウーマクー・ペッシと、より絆を深めたいということです。

婚活婚活ゆって、出歩いてばかりでゴメンね。

君は私の青い鳥。
身近な幸せそのものだったんだよね。

 

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ペッシの寝床は『20世紀ハイツ』さんで買った古~いこね鉢。 そこに白銀堂で買った健康御守りを付けました

 

ま、総じていうと

2019年は、どっぷり引きこもるよ宣言でした~

 

 

 

ゼロから始まる金継教室

今日は最後の金継教室でした。

 

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那覇市伝統工芸館での金継ぎ教室は全4回。

 

1回目は下地作り、2回目は接着で、
3回目に接合部分を漆で隠して、4回目に金箔を施して完了。

(あくまで「金継体験」なので、本来なら
もっとたくさんある作業行程を省いています)

 

だから最終日の今日は、本来なら金粉まいて仕上げる処なんだけど、
前回描いた漆の線(金粉の土台)が太くなりすぎたのが、
気になって気になって・・・

 

夢でうなされるほど気に入らなかったもんだから

 

naya「先生、私やり直したい!」

 

てな訳で、せっかく描いた漆を剥がす作業に専念したよ。

 

小刀で乾いた漆を剥がしながら、改めて金継について
何も考えてなかった事を反省した。

 

一口に「金継」といっても仕上げで全然イメージが違う。

 

最初、私がイメージしてた金継は、
金の線がポッテリと盛り上がって主張している、
ステンドグラスみたいな感じだったんだけど

色んな作品を見ている内に、むしろ線は細ければ細いほど、
洗練されてカッコイイような気がしてきた。

 

そして、とかく渋好みの私に、金ピカの金継で大丈夫?

 

錆びたものを集めてる私には華麗な金より、
経年変化で黒ずむ「いぶし銀」の方がお似合いかも。

いや、それをいうなら、
そもそも漆の光沢そのものが、必要・・・?Σ(゚Д゚)

 

そんな事をグルグル考えていたら、
どうしても先に進めなくなってしまったのだ。

 

結局、割れた器は持ち帰って、復習がてら自宅で修正。

金属を蒔く手前まで出来上がったら、改めて
先生のご指導を仰ぐことになりました。

 

でも、ガッカリしてるかというとそうではなくて
教室だとあせっちゃうけど、自宅でならじっくり
納得いくまでできるから楽しみなんだ。

 

これから道具をそろえるんだけど、手始めに
ジュンク堂で、金継のハウツー本を4冊ほど買ってきたよ。

 

そんでモチベーションを高めるために骨董屋に寄ったら、
なんと200年前のやちむんが売ってた!

 

完品だったら3~4万するものが、
ヒビが入ってるから18000円だって!

 

他にも欲しい骨董が見つかったので、
金継うまくなったら買うんだー!って野心に燃えてます!!

来年は、金継イヤーになるのかなぁ??